ナンバー盗難と出張封印
ナンバー盗難
あまりピンと来ないかもしれませんが、実際は本当にある事なのです。
なぜナンバーだけ？と思いますよね。
私もよくわかりません…
実際に当事者から聞いたのではないのですが、
ある人はフロントナンバー（前に付いているナンバープレート）のみ盗難され、
前に停めてあった車もフロントナンバーのみが盗難されていたと言う事もあったみたいです。
不思議でなりません。
同じ車に前後違うナンバーを付けるのか、ナンバー隠しの為に1枚だけ付けるのか…
どういう目的なのか1度聞いてみたいです。
さて、ナンバー盗難に遭われた場合、まず警察に盗難届を出します。
必要な事を記載し、【受理番号】を発行してもらいます。
この番号は忘れないように覚えておきましょう。
ナンバーがない場合は公道は走れません。
ですので【仮ナンバー】というものをお住まいの地域の役所へ借りに行きます。
仮ナンバーを付ければ公道を走る事が可能となります。
・車検証
・自賠責
・窓口に来た人の身分証・認印
・手数料750円
が必要です。
役所へ行き、用紙を記入し、手続きをします。
少しお時間がかかります。
盗難にあった時は「番号変更」になりますので、以前と番号が変わってしまいます。
同じ番号がいいのであれば、[希望番号]で取得すればよいのですが、
小さい3桁の数字とひらがなは希望できないので、同じにできません。
流れとしては、
① 盗難届を出す、受理番号をもらう
② 仮ナンバーを借りる
③ 車両に取り付ける
④ 陸事に運ぶ
⑤ 番号変更申請を行う
⑥ ナンバーを取付け、封印を受ける
⑦ 仮ナンバーを返す
という流れになります。
行政書士の出張封印制度を使えば、②③⑦が省けます。
④⑤⑥を行政書士が行いますので、お客様はほとんどやる事はなくなります。
番号変更をする際に必要な書類は、
①ナンバープレート盗難の理由書（認印押印）
②車検証
③所有者の委任状（ご本人が行く場合は印鑑持参でＯＫ。認印で大丈夫です。）
④手数料納付書（手数料はかかりません。用紙のみ記入）
⑤申請書（OCRシート3号様式）
⑥希望番号予約済証（希望番号にしたい方）
⑦自動車税・自動車取得税申告書
こちらの書類を用意します。
①③④⑤は運輸支局よりダウンロード可能です。
⑦は陸運局で無償配布しています。
行政書士などに依頼して頂く場合は、
①理由書と③委任状に押印していただき、車検証も一緒に発送していただければこちらで手続きを行わせていただきます。
盗難や車上荒らしなど、自分が気を付けていてもどうしようもないことも多いです。
その後のどうしたらいいのか…
わからない事も多いと思います。
お時間ある時にこんな事もあるんだと読んでいただければ幸いです。
